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開催シンポジウム・セミナー等

第4回AWAベビーシッター養成講座

日時平成25年8月3日

場所【蔵本キャンパス】日亜メディカルホール

参加人数55名

徳島大学AWAサポートセンターでは、AWAベビーシッター制度による育児支援の輪を拡げるため、第4回AWAベビーシッター養成講座を平成25年8月3日(土)10時~16時に蔵本キャンパス 日亜メディカルホールにおいて開講し、受講者として、徳島大学学生・教員 20名、文理大学学生 11名、徳島総合看護学校生・教員 23名、一般 1名 計55名の方々にご参加いただきました。

AWAベビーシッター制度は、徳島大学職員や地域住民の方々が育児と仕事の両立を図ることができるように、育児支援の一環として、ベビーシッターを提供するためのプログラムで、徳島市の子育て支援事業のひとつである徳島ファミリー・サポート・センターと連携して、より利便性のよい育児支援を提供する制度です。

この講座は、徳島大学の学生に限らず、他大学の学生やベビーシッターとしてご協力いただける卒業生、教職員OB、また一般の方にも受講していただくことができ、講座を修了した方は、徳島ファミリー・サポート・センターに会員登録していただき、ベビーシッターとして育児支援を行うことができます。

開催にあたりまして、AWAサポートセンターの山内センター長よりご挨拶をいただき、次に、徳島ファミリー・サポート・センターの佐藤所長様より、ご挨拶とファミリー・サポート・センターのしくみについてお話いただきました。 
 

講義は、最初に「乳幼児の発達についてー0歳児から就学前までー」と題して、助任保育園保育士の平井先生より乳幼児の特性と保育の留意点について、わかりやすく実際の保育現場のお話を交えて講義いただきました。

次に、保育演習 として「ー乳児の扱い方 手遊び、歌などー」 と題して、平井先生と助任保育園保育士の佐藤先生に保育演習を行っていただきました。赤ちゃん人形を使って、おむつ交換やミルクの飲まし方を実習し、手作りのおもちゃで手先の発達を促す遊びや幼児とコミュニケーションをとれるようペアで遊ぶ歌と手遊び、絵本の読み方など、多岐にわたる演習で、和気藹々と楽しい雰囲気の中、演習を終えました。

午後からは、「学童期の子どもについて」と題して、徳島市学童保育連絡協議会会長 岡先生より学童期の子どもの特性と保育の留意点について、1年生から6年生までの年齢の違う子どもたちの特性や、それぞれの心のケアとコミュニケーションをケースバイケースで臨機応変にとっていく必要があることを、保育指導員としてのご体験を交えてお話いただきました。

最後に、「乳幼児救命救急実習「BLS(Basic Life Support)講習」【1】講義と【2】実習として、医学部学生ACLSサークル9名の皆さんで行っていただきました。

まず、BLS(一次救命処置)について、緊急時に命を救うためには、一次救命処置がいかに大切かを、そして、まず、一番先になにをしなければいけないかBLSの流れについて講義があり、その後、蘇生練習用の人形を使って、実際に心肺蘇生法の実習やAEDの使い方を学んだり、赤ちゃん人形を使って、誤飲したときの軌道異物除去など、様々な救命処置について真剣に取り組んで学びました。

講座を修了された学生の皆さまには、後日、実際に保育園(2日)と学童保育(1日)で、実際に保育を体験実習していただくことになっています。この保育体験実習は、乳幼児や学童との交流により人間力を育み、役立ち感や自己肯定感を実感し、人間力を高め、学生のコミュニケーション能力の向上につながることが実証されています。

講義や実習を終えた受講生の皆さまが、ベビーシッターとして、保育支援に携わっていただけることを期待しています。

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