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働く女性のキャリアアップ講演会「女性の活躍で組織に活力を ~ポジティブアクションから戦力化へ~」

 徳島県 働く女性応援ネットワーク会議主催で、平成26年10月9日(木)、アスティとくしま ブライダルコアときわホールにて開催された、働く女性のキャリアアップ講演会「女性の活躍で組織に活力を ~ポジティブアクションから戦力化へ~」に参加しました。

 講師は、公益財団法人 日本生産性本部 ダイバーシティ推進センター 長谷川真理室長で、女性活躍推進の「現状とこれから」についてと、現在のポジティブ・アクションの取り組みを「いかに戦力化へとつなげるか」について講演されました。

 日本では管理職に占める女性の割合は年々増加しているものの、海外と比較するとまだ男女格差が大きく、政府は2020年までに指導的地位の女性割合を30%にする目標を掲げています。

 女性の活躍が求められる背景として、生産年齢人口(15~64歳)の減少、市場の多様化、サービス産業へのシフトが進んでいることがあります。

 1992年にはサラリーマンの共働き世帯がサラリーマンと専業主婦の世帯の数を上回っており、子育て支援だけではなく多様な生活ニーズのバランスを図ることが必要になっています。

 企業の取り組みでは、まず「ポジティブ・アクション」として、慣行的に男性の仕事と線引きされた仕事にも女性を配置し、次に女性を上位の職位につけて戦力化を図っています。課題は、経営層、管理職層で女性活用の方針が浸透していないこと、女性自身の意識と職場風土の改革が追いついていないことです。

 女性への期待として、女性がコア人材として活躍するために必要な、3つの「えん」の力の紹介がありました。個を磨く「演」、集団を動かす「縁」、組織を変える「円」です。これまで女性は「個を磨く」ことに集中していましたが、中堅クラスでは対人関係で広がりを作る力、管理層では経営を理解しイノベーションを起こす力が必要になります。全員がこの3つの力を持ってほしいとのことでした。

 日本生産性本部では、「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」などを開催し、女性の活躍を推進する取り組みをされています。

 講演後の質疑応答では、地方の女性の人材改革をする方法などについて、聴講者から熱心な質問が飛んでいました。

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